クラウン【冠水クリーニング】

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クラウン【冠水クリーニング】

クラウン【冠水クリーニング】

冠水クリーニング

メニュー名：冠水クリーニング（メニュー表記載外）
施工期間：1週間
費用：税込187,000円

6月上旬の大雨の際に、「締め切った状態であったにも関わらずどこからか大量の雨水が車内に入り込み足元がびしょ濡れになってしまった」という事で、冠水クリーニングをご利用いただきました。あまりにも大量の雨水が車内に入り込んでしまった場合に適切な処置を施さないと、車内でのカビ発生やカビ臭の原因となってしまうおそれがあります。

また冠水クリーニングは入り込んでしまった雨水の種類（泥水だけなのか下水も含んでいるのか）、車内のどこまで雨水が浸ってしまったのか等でお預かり日数や費用が大きく変わってくるメニューとなっております。

車両保険に加入されていれば保険適応でのクリーニングも可能です！

カーペットの取り外し

浸水日から日数が経ってしまっていた為表面上は乾いた状態でのご入庫でしたが、車内隅々までクリーニングする為にもシートやパネル等を車内から取り出し、さらにフロアカーペットまでも取り出します。

状態確認

カーペットを剥がしてみると表面はしっかり乾いてましたが内側はびしょ濡れの状態で、なおかつ車内底面部の鉄板部分にはわずかな泥水が、場所によっては水溜りになってしまっている箇所もありました。

意外と知られてませんが、車内底面部の鉄板部分と車を外側から見た際の底面部には一部分ではありますが繋がっている箇所があります。（普段そういった箇所はゴムキャップで塞がれてます）
フロアマット
↓
フロアカーペット
↓
クッション材
↓
車内側から見た際の鉄板部
↓（この間はゴムキャップで塞がれている）
車を外側から見た際の底面部

上から順にですが基本的にはこのような構造になっております。ですのでドアの隙間から雨水が入り込んだ訳ではない…となると、車底面部から車内に入り込んでしまったのだと確認できました。

剥がしたカーペットの徹底洗浄クリーニング

雨水で濡れてしまった後に車内の湿度の高い状態で保管されたことにより、カビ臭が発生してしまっているカーペットのクリーニングを開始します。

車内から取り出したことによりカーペット表面のみならず裏面までもしっかりクリーニングできるようになります。あらかじめ高圧洗浄機で付着してしまっている泥やヨゴレ等を洗い流した後、専用クリーナーを噴霧しブラッシングし再び高圧洗浄機を用いて洗い流していきます。

また同じようにカーペットの下に敷き詰められており、雨水を大量に含んでしまっていたクッション材にもクリーニングを行います。

洗い流した後は天日干しでしっかりと乾燥させる事でカビ臭の発生を防ぎます。